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皆さん、失敗したいですか?したくないですか?
今回はタイトル通り「絶対失敗しない方法」についてお教えします。
これを読むことであなたは今後一生失敗をしないでしょう。
失敗はよくないもの
失敗は誰もがしたくないものです。私もしたくありません。めちゃめちゃ失敗してきましたが(笑)
では、なぜ失敗したくないのでしょうか。
怒られる、目的が達成できない、できないと周りに思われる、できないことが恥ずかしい・・・いろいろあるでしょう。
失敗したくない理由。それは総じて失敗すると「嫌な気持ち」になるからです。
告白して振られるとか最たるものですね。死にたくなります。
仕事でもそうです。失敗すると上司に怒られる。出世レースに負ける。色々ありますね。
まぁ、私は新卒5ヶ月で転職するのでそんな失敗もしていないのですが。
それではそんな社会を生き抜く「絶対失敗しない方法」をお教えします。
絶対失敗しない方法
絶対失敗しない方法。
それは、「基準を決めないこと」です。
例えば早起きなら、「朝6時に起きる」ではなく「朝早く起きる」にします。
筋トレなら「1日、腕立て伏せ100回」ではなく「身体を鍛える」にします。
こうすることで休みの日に11時に起きようが「休みの割には早く起きれた」と言えますし、
筋トレも階段を昇っただけで「身体を鍛えた」と言えます。
仕事でもそうですね「頑張る」にすればいいんです。絶対失敗しません。だって自分で成功基準を操作できるのですから。
ずるいと思いました?
けど、日本人はこれ、みんなやってます。政治家も選挙の際に公約を掲げますが、よく見ると「期限」が切られていなかったり、「範囲」や「対象」が決まっていないのです。
今度投票に行く際に見てみてください。
就活とかでもそうですね。成功の基準を決めている学生ってそんなにいないんじゃないでしょうか。
「給与○○万円以上、定時で帰れて、仕事はケーキの販売で、勤務地は家から20分圏内。この条件を満たす会社以外はすべて就活失敗!!」
とか知っている限り見たことないです。
まぁ、就活って漠然と「就職すること」をゴールにしたゲームですからね。
周りからもそれ以上求められないでしょうし、なんだったら就職することってゴールじゃないですし。
そんな感じで成功基準は就活にはありません。
「失敗したくない」が引き起こす問題
なぜ、基準を決めないのでしょうか。それは簡単で「失敗したくない」からです。
例えば、「3時間でフルマラソン完走」という目標基準があって、3時間で42.194㎞までしか走れなかったらどうなるでしょう。当然失格ですね。
だって設定したゴールに到達できないのですから。そうすると嫌な気持ちになります。
「達成できなかった~」って。そんなの嫌じゃないですか。42.194㎞走って「まぁ、頑張ったよね」の方が
おいしいビール飲めるじゃないですか
だからみんな基準を設けないのです。
嫌な気持ちになりたくないし、仕事なら責任を取らないといけなくなるから。
東京オリンピックは絶対成功します。だって誰もあんなデカいイベントの責任なんて取りたくないじゃないですか。
成功基準を作らずに、そしてみんなそこそこ楽しんで盛り上がればそんなこと誰も気にしないですから。
けど、そんな風に基準を決めないで失敗を避けていると問題も起きます。
それは「失敗しない代わりに成長もしない」ことです。
「100万円売り上げを上げる」という目標があると、
「99万円までしか売り上げられなかった」時に、
「あと1万円売る為にはなにが足りなかったのか」を考えることが出来ます。
それを考えることで、次に同じ目標を立てた時。
「99万円までしか売り上げられなかった方法」と「あと1万円売る為にはなにが足りなかったもの」を行うことで、
「100万円の売り上げを上げる」ことが出来ます。まぁ当然ですね。
これを世の中では「改善」や「成長」と言います。
これは成功基準を設けないとできません。雲を固めるようなものです。無理でしょう。
これが「失敗したくない」が引き起こす問題です。
「失敗しない」より、「失敗して成長する」方が全然いい。
基準を決めて、行動して、失敗して、成長する。このプロセスを経ることで、人は「できないこと」が「できること」になります。それもその過程が明確になるので迷いなく改善行動に移れます。
俗にいうPDCAサイクルですね。
基準を決めないで同じことをやるよりも何倍も早く成長できます。
結果につながらなくても、行動と結果が明確にわかるので経験値になります。
基準を決めないで、失敗しないのは確かに楽です。なぁなぁになって心も傷つきません。
その代わり、楽しくもないです。達成感も得られません。成長も感じられません。
失敗しちゃいけないマインドを打ち破ろう!!
日本人は子供のころから失敗を避ける「失敗しちゃいけないマインド」を植え付けられます。
これが基準や目標を決めて、それを達成するために使えればいいですが、
使えなかった時に人は、自分に言い訳をします。そして自らの自信を失い、心を腐らせていきます。
それでも、「失敗したくない」という人は今回ご紹介した「成功基準を決めない方法」で、失敗知らずの人生を歩んでください。
失敗は怖いものです。怒られるし、恥ずかしいし。でも、それに見合った、恥ずかしさより大きな物を手に入れるチャンスでもあります。
失敗する勇気を持つ人はぜひ積極的に失敗してみてください。大丈夫、失敗しても人は死にません。